出来ない事が出来るようになれば、世界は変わる?!【第6話 2020.8.2】

今日は、出来ない事が出来る様になるにはどうすれば良いのか?

と言う事を演技に絡めてみたいと思います。
簡単に言うと視点を変えることです。役者で例えるとどんな役でもこなしていくのがそう言うことですよね。
例えば、二枚目のエリート銀行員の役を与えられた時、どうしても初めは「二枚目銀行員」の形を想像してしまうんです。

これなんです!

その形を先に決めてしまうことが「出来ない」ということに繋がるのです。
技術的なことについては訓練をしていかなければいけませんが、
形を先に考えるから出来ないと思ってしまうし、出来なくなるんです。

本質を見抜くことが大切であり、脚本と同じように内容の理解をしていくことが先決で、その次に、自分が出来るように形を考えていくだけなんです。
先に考えるイメージは「漠然としたイメージ」でいいのです。


自分にあった動き方をするだけなんです。

ただそれだけなのです。


もっと簡単に言うと、イメージが190cmの役を160cmの人は出来っこないんです。あくまでイメージなんです。160cmで出来るやり方ですればいいのに、何故か190cmを演じてしまう。そんな無茶したらあきませんよ。

と言うように役作りもそうですが、イメージとか目的とかではなく、本質を捉えて、『今=自分』を真剣にやればいいだけなのです。

真剣にです。深刻になってはいけません。

あくまで今やるべき事を精一杯、真剣にやるだけなんです。目指している事があるのはいいのですが、実際の到達地点は目標ではなく、『今』なんです。到達しているんです。そして『今』を積み重ねていくだけなんです。

自分を信じて真剣にやってみることで、出来るようになるのではないのでしょうか。演技から学べる事って本当に多くあります。今現在は状況的に難しいこともありますが、なにかしら演技に関わってみたいと思われている方がいらっしゃったら、絶対やってみるべきだと思います。今までとは違った自分の一面が見えてくると思いますよ。必ず。
劇団銀河でそういうワークショップができたら面白いでしょうね。ご要望があれば、もしかしたら実現するかもですね。もしかしたら、ですよ。では、

はこの辺りでおしまいにします。今週も良い1週間でありますように。

長壁吾郎

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