脚本を書くための練習について。脚本部の一コマを公開【第7話 2020.8.9】 

脚本を書く練習について今日は書いていこうかと思います。
劇団銀河の脚本・演出部という部署があります。僕はそこに所属しているわけですが、日々の稽古をどうやっているかを一部公開したいと思います。
基本は毎日文章を書くことが前提で動いています。仕事と兼用なこともあり、毎日5000文字は書いているのではないでしょうか。
一つは文章のリライト。リライトは元々ある文章や物語を新しく書き換えていく作業です。元があるものなので面白くなくても書かなければいけません。何とかリライトして面白くしていますがなかなか話が膨らまないことも多々あります。その反面、新しい物語を考えなくてもいいという楽な点もありますし、勝手に話を膨らませていけるという自由度もあります。それに、安価ですが報酬もあるというメリットもついてます。

次はブログです。最近は自社の店舗のブログサイトでの記事を書いていて、人の思考力とか心理学とかを自分なりに解釈して発信しております。
これは、自分の本音を描ける範囲で書いているので、自由度が高く色々な視点で描けるのでかなり楽しく書かせていただいてます。
そういう視点などを応用して脚本作成時のキャラクター作りに役に立てています。色んな思考があるから色んなキャラクターが生まれてくるのです。
そしてその考え方に対してのリアクションも同時に考えたりもしています。
僕の思った反対の意見や考え方ですね。

あとは自身のTwitterですね。Twitterもブログ同様、思考や心理についてが多いかなと感じます。現在、有効に使っているのがこの3点ですね。
その他、Facebookもありますし、LINEもありますね。

という具合に、簡単に世の中に発信できるツールがものすごくあるんですよね。面白いものを書いていると、自ずと評価はあがるはずですよね?そういったことも念頭に置いて、誰かに向かって発信する、伝える練習をしているんです。
発信し続けるという事は、慣れるまではしんどいかと思いますが、慣れたら楽しくなってきます。

まずは書くことなんです。

何でもいいから書いて書いて書きまくり、「文章を書く」ことに慣れていくんです。文章は書かないと上達しません。あとは、読むことも大事です。上手い文章を読むことも書くことの学習になりますから。上手い文章に慣れていくのです。
読書が好きな人は文章を書くのが上手いというのはそういうことなんです。そして、書いてあることの理解力も身につきます。
自分の想いを文章に乗せていくのですから、わかりやすくて納得のいく文章を目指していきます。

あとは、物語を作る練習もしますね。

3行ストーリーを暇な時に書き溜めています。これは面白い稽古になっていると思います。どんどん溜めて後から見直したりリライトしたりします。これが作品案のストックになるんです。
もちろん使えないものも中にはありますが、50本以上はストックを持っていますね。これは制限が無いので無数に増えていく感じです。この中から劇団で使う台本を選んだりしているわけです。稽古に使う台本だったりもします。
何個かのストーリーを組み合わせて一つの作品として作ることもありますし、新しいストーリーを作る時もあります。時代背景や、話題性も関係してくるので少し先を予想した作品選びをします。
こうやって日々、脚本部は活動しているわけです。これが脚本を書く訓練のほんの一部になります。もちろんこれだけでは書けませんのでまた違う形で公開してみようかと思います。今回は脚本を書く為の日々の稽古のお話でした。

長壁吾郎

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