初心忘るべからず
2020年は辛抱の年でしたが、
同時に新しい事にチャレンジしなければいけない年でしたね。
新たなことをやり始めたということは、
それに対しては初心者ということになります。
今回は「初心者」について書いていこうと思います。
初めては、みんな初心者
何かをやる時は必ずみんな初心者です。
取り組み方は違っても、必ず初心者です。
「初心忘るべからず」という、
世阿弥の言葉でも有名な一節がありますが、
この意味はわかります
一般的には、「初心の時の気持ちを忘れてはいけない」
という意味ですが、その意味に加えて、
「自分は未だ初心者」という気持ちを忘れてはいけない
という意味も含まれているのです。
初心者とベテラン、それぞれの初心
初心者の頃に、慣れていない事をやって失敗した事、悔しかった事、
これまでに経験した事を忘れずに努力し続ける事が
本来の「初心忘るべからず」なのです。
そう考えると面白いことに、
いくらベテランでも今の自分は経験はあれど、
今から経験することに対しては全くの「初心者」
ということになります。
もちろん、初めての人も経験者もベテランも居るわけなので、
技術的なものは違いますが、今から行う未来の行動は、
全ての人にとって平等に新しい経験と言うことになります。
取り組み方が変化する
そう考えると新鮮な気持ちで同じ事でも取り組んでいけたりします。
私たちは、常に「初心者」なのです。
そう考えながら努力の積み重ねを経てベテランになっていきますが、
こういう思考になれば初心を忘れずに
ずっとやっていけますよね。
ベテランだからって偉そうにしたり、
初心者だから失敗してもいいなんて甘く考えすに
何事にも真摯に向き合っていけます。
ベテランになればなるほど初心者の気持ちがわかるという事です。
進化に対応していくにも初心が必要
今のご時世、周りはどんどん進化しています。
新しい事を始めるのに年齢は関係ありません。
新しく出来た事(進化した事)は昔には無かったんですから。
若くて結果を出している人もいれば、
年齢がいってから始める人もいます。
若い人に比べて理解力は劣るかもしれませんが、
いつでも「初心者」という気持ちさえみんなが持っていれば、
年齢なんて関係がない事がよくわかります。
初心で乗り切る2021年
これからの時代はこの思考でいけばいいのです。
なにをやるのも個人の自由です。
好きなことにチャレンジする「初心者」を自分の中に持ち続けてください。
2021年は苦労しなければいけない年になりますが、これも初めての経験なのでみんな初心者です。初心の苦労と努力を楽しんでいくのみですね。