分岐点を考えてみる
緊急事態宣言の中、それぞれにやらなければいけないことが、
一人一人に重くのしかかっているようにも思いますが、
この逆境をなんとかチャンスにスイッチしたいところです。
今回は、人生の分岐点について考えてみたいと思います。
人生の分岐点と言うと、かなり大袈裟になるので、
人生の選択と言い換えて考えていくことにします。
どこから考えていきましょうか・・・。
人生の分岐点という選択点が存在しているのであれば、
それらはどういうものなのでしょう?
人は選択の世界を生きている
簡単にいうと、どちらか選んでいるということですね。
物事でも何でもいいのですが、
人は1日で何千回~何万回
という決断選択をしていると言います。
もちろんほとんどが無意識に選択している事なのですが、
結局は自分自身で判断しているということになります。
という事は、分岐点に差し掛かったとしても
選ぶのは自分自身ということですよね?
でも人は思っていない結果になったら、
こちらを選んだからこうなった・・・、
なんて空想論を考えてしまいがちですが、
どちらを選んだとしても、結局は同じ結果になると思います。
そんな考え方は夢がないようにも思いますが、
そう考えた方が、自分の選択したことについて
否定的にならなくて済むので、
結果的にはその方が良くないですか?
自分が選択したことの意味
このように、人は結果によって自分の選択を後悔してしまうのですが、
結局のところ結果は変わらないものだと思った方が幸せになれるのです。
少しスピリチュアル的になってしまいましたが、
逆に考えると何にも頼らずに自分の力で前進している事が
はっきりわかりますよね?
だから人生は楽しいのでしょうね。
全てうまくいくとは限らないですが、
失敗があるから成長があって、
成功があるから喜びがあり、
だからそこにドラマが生まれるのです。
現実世界と空想世界の共通点
自分自身の人生はもちろん先のわからないドラマですが、
私たちが作る舞台演劇も、
そういう人生の経験や出来事を組み合わせて作り上げていきます。
もちろんフィクションですが、
作品の中では紛れもない事実が描かれているのです。
現実ではない世界ですが、そこで生まれたキャラクターは
その世界で人生を歩んでいきます。
作家はそのキャラクターの人生を背負って、
選択させていき、成長させていくのです。
そう考えると本当に面白いんですよね。
物凄く重要で責任のある仕事を受け持っているのが脚本家であり、
そのキャラクターを演じる役者なのです。
あ・・・、人生の分岐点を考えていたのに
、いつの間にか脚本の世界に入り込んでしまいました。
選択する行為はどこでも共通
現実でも空想の世界でも、選択するという行為は
何ら変わらずに存在している、と考えると少し不思議な気もしますが、
選択する事は人として切っても切れない、
やらなければいけない行動なのです。
自分で選択できる未来だという事がわかると
選択するということを今までより
少し慎重に考えたりするかも知れませんが、
そう思うとこれからの選択の場面が楽しくなりそうですね。
今回は少し視点を変えて、人生の分岐点について考えてみました。
これからいろんな選択があるとは思いますが、
選択したのは自分だと考えると納得がいくと思いますし、
すぐに方向転換もできると思うので
常に前向きに歩いていけそうですね。
そんなことを考えながら、新しい脚本のテーマを考えつつ、
今回はこの辺りで終わりたいと思います。
寒いですが風邪などひかれませんように。